女性の価値観は、一つじゃない
女性、オンナと、一口に言っても、実は色んなタイプの女性がいる。
なので目の前の女性がどういうタイプなのか、分かった上で声をかけないといけない。
「この男は自分のことを分かってくれている」と思われるか、「この男は自分のことを全然分かってない」と思われるかでは、天地ほどの違いがある。
娘や彼女から頼りにして欲しいのに、「分かってくれてない」と思われていたら、相談できることだって相談しないだろう。
なのでまず世の中にはどういうタイプの女性がいて、どういう価値観を持っているかを知っておくべきだろう。
ということでこの章では、女性をタイプ別に見る為のヒントをまとめることにする。
最初に参考にするのは、「OLの私的消費」と言う本に出てくる女性の5類型だ。
この本は20歳から35歳までの未婚女性、約400人の消費に関する調査から女性を5つのクラスターに分け、インタビューなどでそれぞれのタイプの価値観を明らかにしている。
本の目的はOLの消費行動を明らかにして、マーケティングに生かそうというものだが、世の中の女性が何を求めて、どういう価値観を持っているのか、お金の使い方から理解できる良い情報だろう。
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好奇心旺盛で、元気はつらつ女性
OL類型その1は、「好奇心旺盛、元気はつらつタイプ」の女性だ。
とにかく元気で、休みの日だけでなく仕事のあとも元気に動き回っている女性。
仕事に燃え、趣味に燃え、恋愛に燃える。
そんなタイプの元気女性タイプだ。
前述書では「キャリア幸子」さんという名前を付けているが、私は『超活動的女子』と言う風に名付けてみた。
この『超活動女子』の特徴を一覧表にしてみると、こんな感じだ。
超活動的女子のイメージ
求めているもの | 充実した毎日。
元気ではつらつとしている自分 |
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興味 | 好奇心旺盛で新しいもの好き。
新しいモノは、とにかく一度試してみたくなる |
ファッション | 新しいもの好きで色々挑戦する。
男性の目は気にしないので可愛い格好はしないが、女を忘れたようなだらしない格好はしないよう心掛けている。
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化粧・身なり | 化粧はしないか、必要最小限の化粧で済ます。
ありのままの自分が好き。
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ブランド観 | ブランドにはこだわらない。
自分に合っていれば、高かろうが安物であろうが買う。
基準は自分に似合うかどうかだけ。
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お金の使い道 | 旅行、趣味、本やDVD。
機能的な物が好き。
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休日の過ごし方 | ほとんど外出。
友達と一緒に新しいモノの探索 |
レストラン | 好奇心旺盛なので、新しくできたお店が好き。
エスニック料理や、珍しい料理、変わったアトラクションがあるようなところも興味がある。
それ以外はチェーン店でも構わないが、とにかく行ったことがないところに行きたい。
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旅行先 | 普通の人が行かないようなところに行く。
旅行の目的は、未知との遭遇 |
仕事観 | 自分が元気よく働けることが重要。
仕事も遊びも精一杯出来る職を選ぶ。
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恋愛観・結婚観 | お互いに尊重しあえる男性で、自分のチャレンジを容認してくれるのであれば結婚しても良いが、家庭に留まるような結婚は望まない。
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信用する情報源 | 新しいもの好きだから情報源は何でも利用する。
テレビや新聞、雑誌やインターネット、チラシや口コミなど、全ての情報メディアから情報を得る。
男性向け雑誌にも興味があって見ている。
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持ちもの・カバン | A4サイズのモノが入り、仕事にも遊びにも使えるようなカバンを使う。
ブランドにはこだわらないが、機能性を重んじるので、普通は知らないような海外ブランドのモノを使っていたりする。
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しかも面白そうなモノがあったら、すぐに出かけていくようなタイプ。
また信用する情報源の所では、あらゆるメディアから情報を集め、自分で善し悪しを判断するタイプ。
要するに『全部自分で決められるタイプ』だから、あまり悩まないタイプかも知れない。
こういうタイプの女性が悩むとしたら、「出かけたいのに出かけられない」というようなジレンマに陥ったときくらいだろうが、そのときに言えるアドバイスは「僕に任せて、出かけてきたら?」かな。