アシュワガンダ、セントジョーンズワート、エゾウコギ
うつ病などの精神の不調は、男性より女性の方がはるかに起こりやすい。
日頃から男性よりも神経が傷みやすい女性はそれに対処する方法も色々模索している。
たとえばハーブに凝っている女性。
ハーブというのは簡単に言うと薬草なんだが、実はハーブには「うつ」を防いだり和らげたりする効果があるモノがある。
たとえばセントジョーンズワートというハーブは、ウツを和らげる臨床実験などに使われるハーブで、有効成分もいくつか見つかっている。
またアシュワガンダやエゾウコギなどという薬草の根は、ストレスや不安を和らげるアダプトゲン(強壮剤)で、人気がある。
アシュワガンダはインドの薬草で、別名「インド人参」。
エゾウコギは北海道などに生える薬草で、別名「シベリア人参」。
どちらも薬用人参のような効果が期待されていて、アシュワガンダなどは、正常細胞を強化して、ガンにも対抗できる成分があるのではないかといろいろな研究が行われている注目のハーブだ。
また我々日本人が日常的に飲んでいる緑茶や紅茶に含まれているテアニンには、セロトニンやドーパミンレベルを上げる効果があるらしい。
女性がこういうハーブを好むのは、オシャレと言うことではなくて、必要だからやっていることだと理解すべきだろう。
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スマートドラッグとは
女性が好むハーブティーやお茶。
こういうモノにはたいてい、心を落ち着かせる成分が含まれている。
普段から日本人が普通に飲んでいる緑茶や紅茶などにもテアニンという成分があって、神経伝達物質のセロトニンやドーパミンの合成レベルを引き上げてくれる。
これが「うつ」を予防するのに良いと言うことで、習慣的に飲んでいるわけだ。
他にはアシュワガンダやセントジョーンズワート、エゾウコギなどがウツによいハーブだとされているようだが、こういう風に脳や神経の状態を良くする薬や成分のことを「スマートドラッグ」と呼んだりする。
「スマート」というのは「頭がよい」ということで、「ドラッグ」というのは「薬」ということなので、スマートドラッグとは「頭が良くなる薬」と言うことである。
スマートドラッグには、コーヒーやローズマリーなどと言った、メジャーな飲み物も含まれていて、それぞれ効能が異なる。
チロシンやトリプトファンなどのアミノ酸とビタミンB6・Cなども、ドーパミン合成の材料になるので、スマートドラッグと言えるようだ。
ハーブやスマートドラッグには、男性を元気にさせる成分もあるので、詳しくなっておくと女性との話題も増えるかも知れない。